本音のコラム 13/11/19 「自民党の皆さんへ」


自民党員のみなさんへ 

 突然、お便りしたいと思いましたのは、いま問題の秘密保護法案について、個人としてどうお考えなのか、率直に伺ってみたかったからです。
 法案の頭に「特定」がついていますので、世間では、国の防衛、外交などあまり生活に関係のない、ごく狭い領域のこと考えられています。
 ところが、実際は想像以上に範囲の広い「秘密」が「保護」の名目で取り締まられるようで、わたし自身、戦前の息苦しい社会を体験していないものでさえ、自由主義者であっても逮捕、投獄された時代をひきだしてはいけない、と思うのです。
 
 わたしなどがいうまでもなく、自民党は、自由と民主主義を標榜(ひょうぼう)する政党でして、今月15日にめでたく58周年を迎えました。その「立党宣言」に「個人の自由と人格の尊厳を社会秩序の基本的条件となす」を謳(うた)い、「故に、専制と階級主義に反対する」とあります。
 今回の法案が、個人の自由と人格の尊厳を危うくする、とお考えになりませんか。専制と階級主義を強める強権的なものと思われませんか。

 宣言には、「民生の安定と自主独立の権威の回復」もまたたからかに盛り込まれています。自民党59年目の出発が、この美しい理想を捨て、秘密が横行し、米国の愚かな「集団的防衛」戦争へ従属させられ、専制と隷属、圧迫と偏狭の社会を目指すものになりませんか。
(東京新聞 11月19日)
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「自民党の皆さんへ」自民党は、自由と民主主義を標榜する政党でした。美しい理想を捨て!

「自民党の皆さんへ」自民党は、

2013年11月20日(水) 09時53分 | 今日の物語

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